生まれ変わった自民見せる! 足元に火種も…谷垣氏、新党に対抗心メラッ(産経新聞)

 新党「たちあがれ日本」の結成で4人の国会議員が離れた自民党は、夏の参院選に向けた態勢整備が急務だ。谷垣禎一総裁は12日、さいたま市内で「自民党が生まれ変わったとわかる姿を見せたい」と意気込みをみせたが、出席者から総裁交代を求める声があがるなど、谷垣氏の指導力不足への不満は依然、党内にくすぶっている。

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 谷垣氏は12日午後、さいたま市の党埼玉県連で開かれた対話集会に出席し、「たちあがれ」への対抗心をむき出しにした。

 「最近出ていかれた方の(新党の)姿をみて、やはり自民党が頑張らなければ、民主党に歯止めをかけられないと思われた方がたくさんいると思う」

 先週末のフジテレビ「新報道2001」などの世論調査で、新党への期待が高齢批判などで必ずしも高まっていないことから、「打倒民主党」の本家を自負してみせたのだ。

 しかし、出席したある県議は「いっそ、(参院選前に)総裁を辞任し、舛添要一前厚生労働相に交代したらどうか」と迫った。谷垣氏は「それで日本が良くなるならいつでも辞めるが、今辞めるのは無責任なので辞めない!」と気色ばんで拒否した。

 自民党支持層には、各世論調査で舛添氏が「ポスト鳩山」の最有力にあげられる一方、谷垣氏の人気は低迷し、党勢回復をもたらしていないことへのいらだちや不満がある。

 「たちあがれ日本」を結成した園田博之前自民党幹事長代理はもともと、谷垣氏の政策ブレーンで、谷垣執行部の幹事長候補にもあがっていた。その園田氏でさえ、与謝野馨元財務相とともに、国会で鳩山政権を徹底追及できない執行部の刷新を求めていた。

 しかし谷垣氏は「惨敗した3年前の参院選よりは好結果が出せる」(党関係者)との感触から、刷新する理由がないと拒否。与謝野、園田両氏らは離党届を提出した。園田氏は11日の「新報道2001」で離党の動機について「谷垣さんらは参院選前に大胆な改革をやらないと判断した」と強調した。

 谷垣氏は河野太郎元法務副大臣を幹事長代理に起用するなど、執行部の態勢強化を図った。それでも党内には、執行部の「刷新」までは決断できない谷垣氏の「世間ずれ」への不満が募っており、いつ爆発するか予断を許さない状況だ。

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